生平湯葉の美味しさのヒミツ!
湯葉はどのように作られているか、ご存知でしょうか。
一晩水に浸けた大豆をすりつぶし、おからと豆乳に分けます。
その豆乳を熱し、上に張ってきた膜を引き上げるのが湯葉です。
ひとくちに「水に浸ける」と言っても、季節によって・・・水温によって・・・浸水時間が微妙に変わる、繊細なものです。
製造の工程など、写真で紹介できればいいなぁ。
さて、当店の生平ゆばは、他のゆばやさんの湯葉と比べてとても柔らかであっさり
しています。
といいますのも、一工夫あるからです。
豆乳を熱すると何度も何度も湯葉の膜は張ってくるのですが、生平湯葉に一番美味しい引き上げのタイミングがあります。
回数を重ねるほど、豆乳は煮詰まり、甘みと共にえぐみもでてきます。
作ろうと思えば、何度でも引き上げることは出来るのですが、
生湯葉には向きません。
適度な歯ごたえと、柔らかさ。
大豆の甘みがふわっと香る美味しいところで、作るのをやめるのです。
膜を引き上げてから、次に膜が張ってくるまで季節によっても違いがありますが、
約15分。じっくり待って一枚できる。また、待つ。
引き上げればあげるだけ作れるけれど、美味しさに差ができるので作るのをあえて
やめる。
この手間と、美味しいところだけを生湯葉として引き上げる技術。
ゆばふじの「生平ゆば」は、じゅわっと豆乳がしみでる柔らかさにするために、引き上げてすぐに豆乳をとじこめるように折りたたみます。
うちには、2歳と小3の息子がいるのですが、ゆばふじの生湯葉のなかで、一番好き
なのは、この一番美味しく、適度な柔らかさのタイミングで引き上げた、
「生平湯葉」(なまひらゆば)
お刺身で食べるのが大好きです!!
他のゆばやさんと一味違う、ゆばふじの「生平ゆば」をぜひお試し下さい。
実店舗は、滋賀県大津市松が丘7丁目15-3にあり、ホームページ(http://www.yubafuji.com)からでは、全国どこからでも購入いただけますよ!