大豆の生育
私が、2008年ごろからコミットしている「暦」があります。
地球暦という暦で、太陽系を1兆分の1にぎゅぎゅっと縮尺した円盤型の暦です。太陽中心で、宇宙の時空間から「今どこか」がわかる地図のような暦。
旧暦・二十四節気・月の満ち欠け・新暦・惑星の軌道が一枚で捉えられることができ、まさに、「お茶の間に太陽系がすっぽりとやってきた」ような暦です。
で、この地球暦に「大豆の生育」を記そうということで、昨年は知り合いの「クサツパイオニアファーム」さんに伺って写真を撮らせていただいてきました。
だいたい、二十四節気ごとに写真を撮ってきました。
色合いが移り変わる・・・季節がうつろう・・・。
そんな大豆畑の様子をお届けします。
まず、播種は夏至の頃。機械で蒔いていくので、あっという間。均等に蒔かれました。
芽が出ます。おおよそ、一週間。かわいいですね。
小暑。去年は7月7日でした。
大暑のころ。夏の気にのって、ぐんぐん伸びます。
立秋。秋のはじまり。この写真は、8月8日です。
生い茂る葉の間から、大豆の花がみえました。
処暑。この写真は9月2日です。かわいい大豆の房が出来始めています。
白露。もうお花はありません。そして、まだ実は膨らんでいません。
秋分の頃は、撮りに行けなかったのですが、次の写真は寒露。
葉は少し、枯れかかり、畑は黄色っぽくなります。
霜降。霜が降り始めます。茶色に色づく畑。
立冬を少し過ぎた11月14日。いよいよ刈り取りを迎えました。
枝葉が枯れて、大豆が顔を出しています。
去年は夏至少し前の6月18日に種を植え、立冬過ぎの11月14日に刈り取りでした。
おおよそ、135度の旅。(135日ほど)
こうして大豆ができ、ゆばふじにも届き、美味しい湯葉も作られるのです。
大地の恵みを、たっぷりいただけるのは幸せですね。
種を守り、農業を守り、食文化を守っていけますように。